牛は草が自然に生えている状態では、有害な草を死亡するほど食べることはありません。しかし、少量でも食べると死亡する危険な植物もありますので、放牧予定地が決まったら農林事務所畜産部に相談してください。
シキミは悪しき実というのがその名の由来となっているとおり、実に猛毒を含んでおり、誤食すると痙攣などの中毒症状を引き起こします。ここ最近、シキミが原因ではないかと思われる放牧中の事故が県内でも発生したため、放牧地内にシキミがある際には囲いなどをする必要があります。
オナモミは有毒成分を含んでいますが、通常牛は食べず、日本でも家畜の中毒例は報告されていません。
ヤマゴボウは根と実に毒をもっており、通常牛は葉も食べません。
イチビも放牧地内にあっても牛は食べません。
この他、アセビ、キョウチクトウ、ユズリハ、レンゲツツジ等にも注意が必要です。
どうして牛は雑草だけで大丈夫なのでしょうか?
毎日の管理はどんなことをすればいいのでしょうか?
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